Q.要支援(予防)の利用者が月途中で生活保護となった場合はどうしたらいいか?
A.有効期間を正しい期間で登録します。以下の手順で設定してください。
※日常生活支援総合事業などの月定額のサービスは日割りでの計算になります。
- <<利用者情報>>・<公費>にて生活保護の情報を登録 します。
月途中から公費適用の場合は公費の有効期間の開始日を正しく登録します。
※生活保護(介護券)の場合は、制度は『19.生活保護法の「介護扶助」』にチェックを入れます。
(画面右下の設定枠、法別番号、資格証明書、公費の給付率、
公費の対象となる提供サービスは基本的な内容が自動登録されます。)
- 保存時に以下のエラーが出た場合は、公費を保存する前に月間個人予定画面から
すでに登録されているスケジュールを日割りに修正します。
- <<予定管理>>・<月間個人予定>〔提供票形式設定〕にて月定額のサービスの最終利用日の「1」を
右クリックし設定ウィンドウを表示します。
- 入力ダイアログで日割りにチェックし日割り期間を設定します。
※サンプルは1ヵ月利用し、15日から生保になったケース
※月末が30日の場合は、日割り期間は“1日〜30日(30日間)”で設定します
- 実績がすでに出来上がっている場合は、左上の確定ボタンをクリックし、実績スケジュールも日割りに変更します。
- 初めにエラーで公費が保存できなかった場合は、もう一度<<利用者情報>>・<公費>にて生活保護の情報を登録します。
- こちらの設定で前半分は公費の適用なしで、後半分は公費適用ありで計算されます。
(ファーストケアが公費の登録情報にそって保険負担額や公費負担額、利用者負担額を自動計算します。)
【様式例】
5/15から公費が適用となる利用者の通所型独自サービス2日割りを登録する場合。
「通所型独自サービス2日割り」の単位数は1日当たり113単位。
●サービス単位数…113単位×31日=3507単位
●公費分回数…31日-14日=17日(サンプルでは5/15-5/31まで)
●公費対象単位数…113単位×17日=1921単位
ご参考:『介護予防福祉用具貸与』の場合
福祉用具貸与サービスの場合、公費を登録した後は、通常通りの登録で設定完了です。
こちらの設定で前半分は公費の適用なしで、後半分は公費適用ありで計算されます。
(ファーストケアが公費の登録情報にそって保険負担額や公費負担額、利用者負担額を自動計算します。)
【様式例】
8/10から公費が適用となる利用者の介護予防福祉用具貸与を登録する場合。
「介護予防福祉用具貸与」の単位数が1ヵ月間で1500円の場合。
●サービス単位数…150単位
●公費分回数…31日-9日=22日
●公費対象単位数…日割単位数×22日=110単位
(日割単位数…150単位÷31日=5単位(※小数点以下四捨五入))