Q.自社で「居宅介護支援」業務も行っている場合の運用面での注意事項を確認したい。
A.自社で居宅介護支援業務と居宅サービス提供業務を行っている場合、
ファーストケアでは支援モード/提供モードを担当業務に合わせて切替えて使用することをお勧めしています。
医療保険で訪問看護サービスを利用される利用者の場合、
いくつか注意事項がありますので次の点をご確認の上、
事業所での運用に合わせてご利用ください。
- (A) 医療保険のみの利用者……提供モードで管理
- (B) 介護保険サービスと医療保険サービス併用の利用者(社外支援)……提供モードで管理
- (C) 介護保険サービスと医療保険サービス併用の利用者(社内支援)……業務モード切替
※(C) 介護保険サービスと医療保険サービス併用の利用者については、以下もご確認ください。
介護保険サービスと医療保険サービス併用の利用者についての注意事項
次の2 つの方法があります。
事業所の運用ルールに合わせいずれかの方法で処理を行ってください。
方法1:介護サービス利用者と医療保険サービス利用者の2名扱いとする
介護サービス用の利用者と医療保険サービス用の利用者を分けて登録し、
医療保険サービス分は単独で提供モードで処理する。
例)
- 介護保険サービス分を「田中 一郎(介)」
- 医療保険サービス分を「田中 一郎(医)」
【メリットとデメリット】
- ○メリット:担当業務の切り分けがしやすい
- ×デメリット:利用者への請求書/領収書が介護分と医療分で2 枚に分かれる。
※売掛入金管理機能をご利用の場合は2名分を1名扱いにすることができます。
方法2:介護保険サービスをベースに医療保険分のみ実績管理で追加する→1名のまま処理
支援モード《予定管理》【月間個人予定】画面で提供サービス予定の確定まで行い、
提供モードに引き継ぎ。
提供モードで医療保険サービス分を追加、療養費明細書情報を入力して請求処理へ。
【メリットとデメリット】
- ○メリット:利用者への請求書/領収書を合算して処理できる。
- ×デメリット:医療保険サービス分の実績を入力後、支援モードで予定を変更し再度確定すると、
提供モードで作成した実績が消えてしまう。